ココが事件現場です・・。

昨日の夕方、彩古堂の店の前に置いてある水甕(みずかめ)の中に
赤ちゃんスズメが落下して溺れているのを親切なお客様が発見してくれました。

その後、甕に溜まっていた水を抜き、ずぶ濡れのスズメを救出し、
とりあえず水気をふき取り、
草履の箱にティッシュを敷き詰めた簡易ベッドにて暖めることになりました。

救出したばかりの雀は目も開けられない状態で、あまり動かなかったのですが、
乾いてくるにしたがって瞬きも出来る様になり、少しづつ元気になってきました。

でもいくら赤ちゃんスズメとはいえ、
甕の中で溺れるくらいの子ならこのまま死んじゃうのでは??
とお客様も店主も心配しつつ見守っていました。

やがてスズメのピンチを知らせてくれたお客様もお帰りになり、
別のお客様と旦那とスズメの様子を見ていたのですが・・・・・・・・

なんと突然、スズメが店内に飛び立ちました・・!

※店内の画像です。

それからの彩古堂はまるでドリフかサザエさんか、という様相を呈していました・・。
「今日はもう閉店します!」と帰っていただいたお客様も数組いました(スミマセン・・)

途中までは美談っぽかったのですが、なかなか捕まらないスズメを
追いかけているうちにヒートアップしてきて、
「この恩知らず!」「焼き鳥にするぞ!」など罵声を浴びせつつ、
追いかけること30~40分・・。

結構素早い・・。

「あ、向かいの倉庫生活館さんに虫取りのアミ売ってないかな?」
と遅まきながら思いつき、行ってみるとちゃんと売っていました・・感謝です!

その後、疲れてきたスズメを約一時間後無事捕獲しました。

こんなに元気なら、もう放しても大丈夫だろうと外に連れて行き、
旦那JETの手からスズメは軽快に飛び立って行きました。。

ちなみにスズメベットを覗いてみると、ウン○の置き土産が・・。
・・・・・・コレはお礼?
お店の中ではしなかったのでとりあえず良かったですw

そして、旅立ちの時・・。

野生の逞しさを実感した2010年の夏でした。

いくら北海道とはいえ、こんなことは滅多に無いので、
ついブログに書いてしまいましたw

今朝も一応店の前の木の辺りや甕をチェックしましたが居なかったので、
きっとお母さんスズメと合流したんだろうなと思います。

最初に助けてくれたお客様もきっとブログを見てくれている事と思いますが、
顛末はこんな感じでした。
最初に見つけてくれたお客様の早期発見があったから、
あのスズメは助かったんだと思います。

スズメに代わって、沢山の感謝を・・!
本当にありがとうございました!!