昭和中期頃の絽です。
紗の名古屋帯を締めてみました。

こちらは正絹です。
着物の大体のサイズ:着丈 裄 袖丈

大変希少な、札幌のテレビ塔の柄の、紋無しの色留袖です。

裾には鈴蘭があしらわれ、木々に囲まれた「白い」テレビ塔、そして後ろ身頃にはポプラ並木が描かれています。

現在は赤いテレビ塔ですが、建設当時はシルバーメタリック色だったそうです。
それらから推測すると、1957~1960年あたりに制作されたお着物なのではと思います。

ちなみにテレビ塔創業の翌年には展望台の入場者数は100万人を超えていたそうです。
凄いですねー!^^

現在のコロナ禍を乗り越えて、
この頃のような勢いのある札幌にまた戻りますようにと願いを込めて、
しばらくはこちら非売品とさせて頂きます。